case report I
前十字靭帯損傷
Anterior cruciate ligament injury
□ 性別 女性
□ 年齢 14歳
□ 競技歴 ソフトボール
□ 現病歴
ソフトボールの練習中、セカンドへスライディングした際、右膝を受傷した。体重がかかると膝が痛い。
□ 時系列
2024.03.14 右膝受傷する。
2024.03.16 天野整形外科クリニック受診する。レントゲン検査では明らかな骨傷認めず、前十字靭帯部分断裂があり、連続性が前方繊維のみ残存し、骨軟骨や半月板は損傷認めなかった。現在はオペ不要となとなる。
□ 経過
case report Ⅱ
外惻半月板断裂
Lateral meniscal injury
□ 性別 男性
□ 年齢 30歳代
□ 競技歴 プロビーチサッカー選手
□ 現病歴
ビーチサッカー試合後に右膝の腫れと疼痛に気づき、その後、違和感が残存するとのことで、浜松の病院へ受診した。
□時系列
2021.11 右膝受傷
2021.12 浜松の病院受診し、外側半月板中節横断裂を認め、「右膝外惻半月板断裂」と診断
2022.01 浜松の病院へオペのため入院し、右膝外側半月板断裂縫合術施行
2022.01 天野整形外科クリニック紹介受診 理学療法士リハビリ開始
2022.02 アスレティックトレーナーリハビリ介入開始
□ 経過
case report Ⅲ
大腿骨頸部骨折術後
After femoral neck fracture surgery
□ 性別 男性
□ 年齢 50歳代
□ 競技歴 自転車競技
□ 現病歴
自転車レース中に転倒し、右股関節を受傷した。
□ 時系列
2022.11.06 右股関節受傷し、豊橋の病院へ受診する。岡崎の病院救急外来へ紹介受診。レントゲン及び C TにてGrdenⅢと判断し、「右大腿骨頸部骨折」と診断。同病院にて骨接合術のため入院
2022.11.18 退院しその後自宅加療する。
2023.01.04 岡崎の病院へ経過受診し、大腿骨頸部壊死の進行なく荷重許可がでる。
2023.01.10 天野整形外科クリニックへ紹介受診し、理学療法士及びアスレティックトレーナーリハビリ開始。
□ 経過
case report Ⅳ
アキレス腱断裂
Achilles tendon rupture
□ 性別 男性
□ 年齢 19歳
□ 競技歴 バスケットボール
□ 現病歴
1月下旬、バスケ中のドライブで蹴り出した際、右足に激痛が走った。
□時系列
2024.01.25 バスケで右足を受傷
2024.01.27 天野整形外科クリニック受診する。右下腿のMRI 検査により右アキレス腱断裂あり。本人の希望で保存療法で経過観察及びギブス固定となる。同日、理学療法士のリハビリ開始。
2024.02.05 ギブスチェック。末梢の運動良好、運動障害なし、循環障害なし。
2024.02.13 AK–cast→BK–castに変更する。
2024.02.24 BK–cast→シャーレに変更する。
2024.03.07 短下肢装具(ヒール付)に変更する。
2024.03.14 短下肢装具(ヒール付)2枚除去する。
2024.03.21 短下肢装具(ヒール付)もう2枚除去し、フラットへ変更する。
2024.03.28 短下肢装具(ヒール付)除去許可し、ザムストAKー1(L)へ変更する。
2024.04.01 アスレティックトレーナーリハビリ介入開始。
case report Ⅴ
腰椎分離症
Lumbar spondylolysis
□ 性別 女性
□ 年齢 17歳
□ 競技歴 陸上競技 棒高跳び
□ 現病歴
棒高跳びの練習中、踏切りをした際、腰に激痛が出現した。
□時系列
2021.05.23 腰受傷する
2021.05.23 天野整形外科クリニック受診する。レントゲン検査にてL4右弓根に分離あり、MRI 検査にてL4両側椎弓根にT1ーlow・T2–high輝度変化があり「両側第4腰椎分離症」と診断とされ、6ヶ月は運動禁止となる。
2021.06.01 軟性コルセット装着し、アスレティックトレーナーリハビリ介入開始となる。
2021.07.02 日常生活での痛みはなくなる。レントゲン検査にてL4右弓根に分離あり、前回と比較し斜位で骨硬化傾向が見られる。軟性コルセット装着下でのjoggingが許可される。
2021.08.20 レントゲン検査は前回と比較しgap不明瞭化となり、コルセット装着下でのrunningが許可される。
2021.10.08 レントゲン検査は前回と比較しさらに骨硬化している。軟性コルセットは継続して装着となる。
2021.10.18 MRI 検査にて前回と比較し、L4両側椎弓根にT1ーlow・T2–high輝度変化が消失となったので、軟性コルセット除去許可となる。
□ 経過
case report Ⅵ
上腕骨外顆骨軟骨損傷
Humeral lateral condyle osteochondral injury
□ 性別:男性
□ 年齢:17歳
□ 競技歴:サッカー G K
□ 現病歴:サッカーの練習中、ジャンプの着地時に左腕が伸びた状態で地面についた。曲げると痛い。
□ 時系列
2024.04.02 左肘受傷し、同日、天野整形外科受診する。腫脹:全体(+)発赤(−)熱感(−)圧痛:腕橈関節(+)外側側副靭帯(+)ROM:屈曲80°(+)伸展−10°(+)不安定性(+)左肘XP:明らかな骨障認めず。左肘MRI:上腕骨外顆関節面後方に骨軟骨損傷あり→左上腕骨外顆骨軟骨損傷と診断
・ギブスシーネ固定し、一週間は絶対安静と指示する。試合時は軽度屈曲で包帯固定やテーピングの指示する。
・炎症や痛みは1ヶ月程度で引いてくると説明し、全治でいうと骨が整ってくれば半年、整わなければ1年以上かかる。今後、整わずに日常生活に支障がでる場合は骨軟骨移植手術をすることを説明する。
2024.04.09 天野整形外科再診となる。 腫脹:全体(+)発赤(−)熱感(−)圧痛:腕橈関節(+)
外側側副靭帯(+)ROM:屈曲80°(+)伸展−10°(+)不安定性(+)左肘XP:明らかな骨障認めず
・投薬及びリハビリにて経過観察する。
・ギブスシーネ固定から包帯固定へ変更する。
・早期競技復帰希望のため、アスレティックトレーナーリハビリ介入開始する。
□ 経過