スポーツによるケガは競技により様々ありますが、大きく分けて
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」
に分けられます。

スポーツ外傷とは

一回に外力でスポーツや運動によって起こる怪我や損傷のことを指します。
例えば、捻挫、打撲、骨折、挫傷、肉離れなどが一般的なスポーツ外傷の例です。
激しい運動や衝撃を受けることでこれらの外傷を負うことがあります。

  1. 捻挫: 関節の靭帯が過伸展されることによって引き起こされる損傷。足首や膝などがよく捻挫します。
  2. 打撲: 体の一部が強い衝撃を受けることで起こる損傷。転倒や衝突によって発生することが多いです。
  3. 骨折: 骨が折れることで生じる損傷。転倒や高い衝撃を受けた際に発生することがあります。
  4. 挫傷: 組織や皮膚が擦れることによって生じる損傷。擦過傷や擦過症とも呼ばれ、骨挫傷も含まれます。
  5. 肉離れ: 筋肉や腱が急激な伸展や過度な負荷によって部分的に裂ける損傷。スプリントや急激な方向転換動作などにに発生しやすいです。

スポーツ障害について

スポーツ障害は繰り返しの運動や過度な負荷によって生じる慢性的なケガです。

  1. 過負荷障害: 繰り返しの運動や過度な負荷によって生じる慢性的なケガです。腱炎、疲労骨折、関節炎などがあります。
  2. 過度なストレスによる障害: 筋肉や関節にかる過度なストレスが原因で生じる障害。運動の過程で起こる過剰な負荷によって発生します。